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患者様からよくある質問(子ども編)2

患者様からよくいただくご質問をまとめました。

子どものうちに矯正治療を始めると、治療期間が長くなってしまうのではないですか?

矯正治療の期間は、噛み合わせなどお口の状態によって異なりますが、子どもの骨の成長を利用した治療を行うには、ある程度の期間が必要です。歯科医院で提示されたおおよその治療期間を数字だけで判断すると、「長い」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。しかし治療期間には意味があります。

たとえば、上あごと下あごの骨格には何も問題がなく、前歯が1本だけ逆の噛み合わせになっていたとします。この場合に必要な治療とは、逆に生えた上下の前歯を正しい位置に戻すことです。これは決して難しい治療ではありません。しかしこうした簡単な治療であっても、子どもの場合は成長段階を見極めることが大切なのです。歯やお口の状態を定期的にチェックし、乳歯から永久歯への生えかわりが順調かどうかなどをしっかりと確認することが必要です。そうすれば、もしもこの観察段階で何かおかしい部分が発見されても、そちらに対応した治療を行うことが可能になります。

別の例として、上下の骨格がアンバランスで治療が必要な場合は、骨の成長を利用して改善を図ります。子どもの成長は一朝一夕ではありませんので、数年をかける必要があるのです。そして、骨格に対する治療がひと段落した後に、今度は歯並びを正す治療を行うことになります。このような数年がかかる治療の場合、長い期間の治療を一緒に頑張れるかどうか、患者様ご本人やご両親に納得して頂けるかどうかがとても大切です。

子どもの時期から矯正治療を始めることにはさまざまなメリットがありますが、そのひとつに「選択肢の多さ」があります。

骨の成長を利用して歯並びを矯正する場合、ある程度の時間を必要とする代わりに、比較的シンプルな矯正装置を使うことが可能です。しかし、大人の場合そうは行きません。治療方法や矯正装置の選択肢が狭まってしまうのが事実なのです。

矯正治療を子どものうちから始めるか、大人になってから始めるか、その選択は患者様ご本人やご家庭によって異なるでしょう。ただ矯正歯科医の意見ではなく事実として、治療を受けるご本人への負担が少ないのは子どものうちの矯正治療です。

治療費の目安はどれくらいですか?分割での支払いは可能ですか?

当院の検査料金は¥65,000(税別)~、一期の矯正料金が¥530,000(税別)~となっております。ただし治療内容や期間は、患者様の状態により一人ひとり違います。この金額を目安として、初診時にお口の中を拝見してからしっかりとご説明いたします。

健康保険が使える矯正治療はないのですか?

顎変形症や唇顎口蓋裂(しんがくこうがいれつ)など、先天的な疾患の場合には健康保険を適用できます。顎変形症は外科的にあごの骨格を改善しなければならず、先天的に口もとに異常がある唇顎口蓋裂も同様に手術を行います。これらの治療にともなう矯正歯科治療に健康保険が適用されます。

また、著しい受け口(下顎前突/かがくぜんとつ)や出っ歯(上顎前突/じょうがくぜんとつ、上下顎前突/じょうげがくぜんとつ)、上下の前歯が咬み合わない開咬(かいこう)なども、骨格からの改善が必要であれば、健康保険の対象となります。

子どもの治療に対して、親としてはどんなことに気をつければよいでしょうか?

お子様のやる気を持続させられるよう、ご協力をお願いいたします。

矯正歯科治療の期間中は、日常的に矯正装置を入れたり、毎日の丁寧な歯磨きや定期的な通院が必要になったりと、治療する本人の努力や根気が求められることが多くなります。そのため、治療を始めるにあたっては、子ども自身の自発的な意思が必要なのです。

最初はやる気を見せてくれていたとしても、いざ治療が始まると、慣れない矯正装置への違和感などで子どもがやる気をなくしてしまうことがあるかもしれません。そんなときは、食べものをしっかり噛んでおいしく食べられる幸せや、きれいな笑顔で人と接することのできる素晴らしさなどを伝えてあげてください。矯正治療を頑張れば、そのような幸せや素晴らしさを感じられると理解できれば、子どもの意欲が続きやすくなるはずです。

また、食後の歯磨きを忘れないように家族でサポートしてあげることも大切です。

特に固定式の矯正装置を使っている場合は、一日中ずっと装置が口の中に入っていますので、食事の後の歯磨きをより丁寧に行わなければ、むし歯や歯肉炎になる可能性が増してしまいます。矯正治療の途中でむし歯にかかってしまうと、場合によっては装置を外し、むし歯の治療を優先することにもなりかねません。そうなると、せっかくの矯正治療が中断してしまいます。食後に親子で一緒に歯磨きをする習慣をつけるなど、家族全体でサポートする体制を整えてあげましょう。

取り外しが可能な矯正装置の場合も同様に、ご家族の皆様が声掛けや見守りなどのサポートを行ってあげましょう。矯正装置を「1日10時間つけてください」などと言われた場合は、その時間をきちんと守らないと治療の効果があがりません。治療を子どもだけに任せず、ときに励まし、ときに注意を促しながら、子どものやる気を支えてあげることが重要です。

歯が動くときの痛みはどの程度ですか?

歯を動かすというと、痛みがあるのではないかと心配される方もいらっしゃるでしょう。当院の場合、痛みをまったく感じないという声も多く聞かれています。もし最初に痛みを感じたとしても、慣れると気にならなくなるようです。生活における痛みと同じように、矯正治療に伴う痛みの感じ方にも個人差があります。

矯正歯科治療の初期段階では、あらかじめ歯並びの形に調節したワイヤーを使用することで、少しずつ歯を動かしていきます。このとき、理想的な並びからズレている歯には強い力がかかることになりますので、痛みを強く感じることがあります。この痛みは、矯正装置をつけた直後や通院後の数日間に集中していますが、これは歯が動くことによる痛みであり、正常な反応です。

この痛みが出ている間は、かたい食べものを力強く噛むのは難しいかもしれません。しかし治療が進むと痛みの程度や期間はだんだん減少して行き、ほとんど気にならなくなりますのでご安心いただけると思います。

動画でもご説明しています

矯正治療中でも、スポーツや楽器の演奏は普通にできますか?

たいていのスポーツは、矯正治療中でも問題なく行なえます。楽器の場合は種類によっては慣れが必要です。

近年では、矯正治療をしながら活躍しているプロスポーツ選手が多くなってきました。ヤクルトスワローズの青木宣親選手や、元フィギュアスケートのキム・ヨナ選手などもそうです。アメリカのプロ野球大リーグで活躍した松坂大輔選手も、矯正歯科治療を受けていらっしゃいました。

この事例からわかるように、一般的なスポーツで矯正歯科治療が問題になることはほとんどありません。むしろ、身体能力を高めるため積極的に矯正治療を行うケースが増えているほどです。ただし、ボクシングや空手、柔道といった格闘技を行う場合は、矯正装置で口の中を切る事故につながりやすいため注意が必要です。

スポーツ中に矯正装置が気になるときは、マウスピースなどでカバーする方法もありますので大きく心配する必要はないでしょう。

では、楽器の場合はどうでしょうか。矯正歯科治療をすることで影響があるのは、主に管楽器です。フルートのような木管楽器やマウスピースの大きい金管楽器なら支障はありませんが、シングルリードのクラリネットやサキソフォンは、装置に慣れるまでは思うような音が出しにくいかもしれません。トランペットやホルンのようなマウスピースの小さい金管楽器の場合は、唇を楽器に押し当てて演奏しますので、唇の粘膜に痛みが出たり、高音が出しにくいことがあるでしょう。

さらに、サックスやクラリネットのような縦笛系統の楽器は注意が必要です。これらの楽器は指しゃぶりと同じような力を歯に与えるため、出っ歯や開咬(かいこう)になりやすく、治療中の歯の動きを妨げることもあるからです。

矯正歯科治療中も管楽器の演奏をする場合は、大切なコンクールや演奏会の日程を見越して治療を進めることもできます。お気軽にご相談ください。

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矯正治療の専門家である院長が、豊富な知識と経験を活かした治療をご提供しています。精密な検査・診断にもとづいて治療計画を立てることで、より適切な治療を実現させています。

一般矯正から子どもの矯正まで、当院にはさまざまな矯正メニューのご用意があります。目立ちにくい矯正装置もありますので、人前に出る方や、知られずに矯正を終えたい方にもピッタリです。

ご来院から矯正治療終了までの流れをご説明いたします。数年にわたる治療期間を少しでも快適に過ごしていただけるよう、カウンセリングを重視した診療を行っております。

近鉄難波線「大阪上本町」駅からすぐの当院は、矯正治療に必要な設備をしっかり整えております。粘土のような型取り材が苦手な方には、「iTero」を喜んでいただけることでしょう。

子どもの矯正治療については、親御様の心配が大きいもの。治療の開始時期や、歯を抜く・抜かないなど、ご質問にお答えいたします。無料相談も実施しております。

成長する力を利用できる子どもに比べ、体ができあがっている大人の矯正治療はどのようにするのが良いのでしょう。年齢や歯の状態、妊娠など、気になる項目にお答えします。

当院では矯正歯科治療でお悩みの方へ無料矯正相談を行っています。お電話かご予約フォームよりお気軽にご連絡ください。

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